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これからの医薬品・医療機器業界はどうなる?

他の分野を知っていることは、自分の仕事に集中することができます。
なぜなら自分の仕事がどんな価値を与えていくのかを知ることができるからです。

今回は「医薬品・医療機器業界」について説明します!

医薬品・医療機器業界の動向

世界の医薬品市場の売上は、2019年全体で約138兆円に上ります。
地域別で見て一番大きい市場はアメリカで、世界の約40%を占めています。
次に、欧州5カ国、中国と続き、日本は第4位、市場規模は約9.6兆円です。
アメリカは、企業が薬の値段を自由に決めることが出来ます。
一方、日本を含めた多くの国では、薬の価格(薬価)は行政機関によって決められます。

医薬品・医療機器業界の今後

日本では、高齢化により増加の一途を辿る薬局調剤医療費は、7.6兆円にも達しています。2019年度の医薬品市場は11.8兆円で前年度から大きくプラス成長になっており、引き続き日本は大きな医薬品市場を形成しています。

そんな医薬品市場を今後牽引するのは、抗体医薬品を中心としたバイオ医薬品でしょう。
バイオ医薬品の国内売上高は年々増加し、2016年には約1.4兆円にも達しています。
世界では医薬品全体の売り上げのうち約3割をバイオ医薬品が占める一方、日本ではまだ1割程度と伸びしろが十分にあるため、日本におけるバイオ医薬品市場はさらなる成長が見込まれます。

一方、上位製薬メーカーは海外企業の買収や業務提携で、堅調な業績を収めています。
今後も日本企業と海外企業によるオープンイノベーションが加速することが予想されます。

医療機器シェア1位のメドトロニック(米国)をはじめ、多くの外資系企業が日本拠点を展開しており、重要市場と位置づけていることが伺えます。高齢化に伴う日本市場において、今後もこうした外資系企業の日本市場への参入及び日本企業との協業が進むと予想されます。外資系企業は、日本市場において既にあらゆる領域で高いシェアを獲得していますね。

まとめ

さて、医薬品・医療機器業界に関してはいかがだったでしょうか。

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