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これからのゲーム関連業界はどうなる?

ビジネス業界に飛び込むにあたって、他の分野を知っていることは、自分の仕事に集中することができます。なぜなら自分の仕事がどんな価値を与えていくのかを知ることができるからです。

今回は「ゲーム・おもちゃ発業界」について説明します!

ゲーム・おもちゃ業界の躍進

玩具業界は主に家庭用ゲーム機分野とおもちゃ分野に分かれます。
ヒット商品の有無が業績を大きく左右する傾向にあるなか、近年は消費者の嗜好の変化のスピードが増々速くなるとともに、製品のライフサイクルも比較的短くなっています。
また、玩具業界は季節性が強く、クリスマスや正月前など年末商戦に需要が集中する傾向があるのが特徴です。

ゲーム・おもちゃ業界の魅力

2020年、家庭用ゲーム市場規模が数年ぶりに大きく伸びました。

新型コロナウイルスによる「外出自粛」が、家庭用ゲーム機とソフトの売上アップの大きな要因といわれています。
上半期の市場規模を2019年と比較してみると、2019年上半期が約1531億円であったのに対して2020年上半期は2128億円です。
なんと、39%も市場規模が拡大しているのです。
ゲームに関連する主要企業のほとんどがプラスの業績となりました。

外出自粛による「巣ごもり」が増えるにつれて、暇つぶしにゲームをする人が多くなりました。
これにより、これまでゲームをしなかった層までがゲームをするようになったのです。
家庭用ゲーム機で遊ぶのはもちろん、ストリーミング形式のゲームを楽しむ人も増えました。

外出自粛だけでなく、リモートワークによって暇な時間が増えた人たちも多いでしょう。
これにより、気軽にスマートフォンで無料のソーシャルゲームを楽しむ人たちが増えました。
これらは接客なしでユーザーに入手してもらえるため、配信会社が売り込み易いものでした。自粛ムードの社会状況にマッチし、ゲーム配信会社は大きな黒字になりましたね。

また「実況動画」が多く見られるようになったのも、新型コロナの影響の一つでしょう。
大型プラットフォームで配信されるゲーム実況動画が人気となりました。
ゲーム実況動画の視聴をきっかけにソフトを購入するユーザーが増加したため、家庭用ゲーム市場が大きく伸びたのです。

一度生まれたこの波は、もうしばらく収まることはないでしょう。
今後のゲーム業界はますます波に乗って、成長し続けていくのではないでしょうか。

まとめ

さて、ゲーム・おもちゃ業界に関してはいかがだったでしょうか。

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